とくしま街道



  私たちは、平成22年から「ウオーク日本1800」、「阿波の川物語」、「阿波の歴史物語」、「徳島再発見」、「阿波路探求」と様々なテーマを設け、郷土の路を歩いてきました。
しかしながら、徳島にも、いにしえの時代から主要な旧街道から様々な名も知らない生活道、四国88ヶ所巡りの遍路みちと、まだ歩いていない路(道・みち)がたくさんあります。そこで、様々なテーマのウオーキングからいまだに見つかっていない、阿波とくしまの路を探して、新たな自分発見、街道沿いなどにある歴史・街並み・集落・花などの自然を求めて歩きたいと思います。  
 本年は、交通機関とできるだけ直結したコースを選びました。ウオーキングは健康づくり、仲間・地域の人々との交流を深める絶好の機会です。

       さあ歩きましょう! みんなで楽しく。

   277回徳島ワンデーウオーク・とくしま街道③・ 徳島市
 薄曇りの3月18日(日曜日)、徳島市中央公園「鷲の門広場」に130名が参加してワンデーウオークが開催されました。
 Aコース5kmは、集合場所の「鷲の門広場」を出発し、徳島市の中心部にありながら原生林が生い茂り徳島城城跡の残る標高61mの「城山」に登った後、中央公園北部の助任(すけとうがわ)沿いに植えられた満開の蜂須賀桜の桜並木を歩き、さらに北に進んで蜂須賀家の墓所のある「興源寺」を参拝した後南に下って「鷲の門広場」に戻りゴール、Bコース10kmもAコース同様に「城山」に登り、助任川沿いの桜並木を歩いた後、国道55号線に沿って徳島市街地を南に下り、蜂須賀桜の咲く「アスティ徳島」で昼食、その後北に進み、武家屋敷として国指定の登録有形文化財である「原田家住宅」を訪ね、庭園に咲く『樹齢約250年の蜂須賀桜の母樹』を見物したのち「鷲の門広場」にゴールしました。

 「蜂須賀桜」は、沖縄系の寒緋桜とヤマサクラの自然交配雑種で、徳島(藩)県固有種であり、明治初期の廃藩置県に伴い最後の徳島藩主・蜂須賀茂韶(もちあき)が家臣の原田家当主に託したとされており、ソメイヨシノに比べて約3週間ほど早く咲きますが、今回のウオーキングではピンクに色付いた満開の「蜂須賀桜」を見物し、春の訪れを満喫したウオーキングでした。

 次回のワンデーウオークは4月29日(祝)に吉野川市で開催します。
集合場所は「吉野川市文化研修センター」、集合時間は9:30厳守です。徳島県を西から東に流れる大河「吉野川」を巡るウオーキングです。

 
 皆様方のご参加をお待ちしています。


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