　　私たちは、平成22年から「ウオーク日本１８００」、「阿波の川物語」、「阿波の歴史物語」、「徳島再発見」、「阿波路探求」と様々なテーマを設け、郷土の路を歩いてきました。
しかしながら、徳島にも、いにしえの時代から主要な旧街道から様々な名も知らない生活道、四国88ヶ所巡りの遍路みちと、まだ歩いていない路（道・みち）がたくさんあります。そこで、様々なテーマのウオーキングからいまだに見つかっていない、阿波とくしまの路を探して、新たな自分発見、街道沿いなどにある歴史・街並み・集落・花などの自然を求めて歩きたいと思います。　　
　本年は、交通機関とできるだけ直結したコースを選びました。ウオーキングは健康づくり、仲間・地域の人々との交流を深める絶好の機会です。
　　　　　　　さあ歩きましょう！　みんなで楽しく。

　第２９０回徳島ワンデーウオーク・とくしま街道⑯・松茂町
　
　今回は、徳島市と鳴門市の中間に位置し、東側は紀伊水道に面している松茂町を巡るウオーキングです。吉野川から形成される三角州が町の大部分を占めている松茂町、干拓によって開発された農業地帯であるとともに、徳島の空の玄関「阿波おどり空港」、高速バスの一大ターミナルである「徳島とくとくターミナル」、航空と陸上の交通の要所でもある松茂町です。

曇り空の5月19日（日曜日）、松茂町の「とくとくターミナル・物産館」前に90名が参加してワンデーウオークが開催されました。
　Aコース５ｋｍは集合場所の「とくとくターミナル」を出発し、「六地蔵尊」、「中喜来観音堂」、「呑海寺」などを巡った後「旧吉野川河口堰」を渡り、「向喜来緑地」で休憩後、水辺を歩き、松茂町の歴史、文化、産業などを展示している「松茂町歴史民俗資料館」を見学してゴールしました。
　Ｂコース１０ｋｍは「とくとくターミナル」を出発して東に進み、松茂工業団地を通過して「徳島阿波おどり空港」で休憩、南に進み「月見ヶ丘海浜公園」で昼食後西に進み、「海上自衛隊教育航空群」前を通過し、「松茂町歴史民俗資料館」を見学してゴールしました。　
　当日は、南東の風が強く、帽子が飛ばされないように注意しながらのウオーキングでしたが、懸念していた雨が降ることなく、松茂町の自然、歴史、文化を満喫したウオーキングでした。

次回のワンデーウオークは６月23日（日）に徳島市で開催します。
集合場所は「徳島中央公園」の徳島市立体育館前、
集合時間は9：30厳守です。

種々の草花が咲き誇る「徳島中央公園」を周回ウオーキングします。　　　
　皆様のご参加をお待ちしています。